これまでのあらすじ
入院生活が始まったが、仕事のため外出して久々に家族団らんしてまた病院に戻ることとなる。
あ、上がってる。。。
入院八日目。痛みでほとんど眠れないまま朝を迎える。だが気分は悪くなし。やっぱり仕事すると心が引き締まるし、湯船に浸かったからか先週よりも調子がいい気がしておった。
病院に戻ると毎日のように行っている血液検査.。白血球の値(赤線の上の方)と炎症値を示すCRPの値(赤線の下の方)。これが適正値であれば退院が見える。
そして気になる数値の値が、、

こちら。赤線引いた 一番上と一番下の数値に注目で、Hは高いLは低い。
一番上は白血球の数。これが増加したり減少したりするということは身体のどこかにばい菌が入りこんでいたり、炎症が起きていたりするということ。
基準値は2.7〜8.8
一番下はCRPといって炎症の数値を表すもの。身体の中で火事が起きてる大きさを表すものとか言ってたっけ。
基準値は0.3以下
一番左が入院初日、一番右が外泊前。入院してちょっと上がって、外泊前はちょっと落ち着いたようにも見える。
そして今日測った結果が、

「数値上がってますね」
一番高いっ !!!!! ガーン流島!
今後の治療の予定は・・
気分的なには幾分よかったのでござるが、身体の中は火事の火がさらに大きくなっていたようでござる。
「レントゲンやCTで小腸に炎症があるのはわかっているので、内視鏡の検査をしたいのだが、ウチの病院にはその設備がない。なので、大学病院への転院を視野に入れてやっていきます。」
「ただ、いきなり紹介でも断られる場合があるので、胃カメラと大腸カメラは事前にやっておきます」
と先生。
「紹介するのにも大人の事情があるんでござるなあ」って聞いていた。
入院したところはかなり大きな病院だったのに、そこの病院に設備ないってどういうことだ??と思っていた。
結果的にはじめから大学病院に行っていれば10日は退院時期変わっていたんだろうけど、腹痛で入院したら実は難病だったなんて露程にも思っていない。
だけどこの頃は一週間も何もわからない状況が続いていたので病名はわからないけれど
「命に関わるやつか・・・」
と漠然と思うようになる。いきなり余命宣告されたらどうしようとか、薬代とかどうなるんだ?とか。
相変わらず絶食中でこの時舞台本番一ヶ月前。今治ったとしてももう出れないだろうなと思い、日々後ろ向きの考えしかできなくなっている時期であった。
次回「下剤の威力!」
・・・今日はこれにて鎖国。