(入院二十日目) 前回までのあらすじ、胃腸炎かと思って入院したら食中毒系でもノロ系でもない。小腸に内視鏡入れて検査することになり、病院を移り、ようやく検査が終わった。。
結果が出た。
内視鏡入れる前からクローン病では?とは言われておったが、実際に中見てみるまでは確定できないということで。ハッキリとは言われておらず。
検査して数日後、カンファレンスルームとかいう部屋に呼ばれ、説明を受ける。ドラマとかである患者に重い話を説明する時に使われがちな部屋にござる。
写真がいくつか貼られ、説明を受ける。
腸の中って桃色な感じだけど、白いところがびっしりある感じ。内側にホルモンが張り付いているみたいな白っぽさ。これが全部潰瘍なんだとか。
「潰瘍が小腸内に飛び飛びで出来ていて、数も広い範囲にあるけども、特徴的な細長い潰瘍が見られないので、確定はできないけどもまあクローン病ということでほぼ間違いないでしょう」
ということ。約3万人に一人のやつ引き申したーー!
富くじだったら嬉しいけど!この病気については後に。
確定はしてないけれども、今後はそれに準じた治療をしていきますとのこと。
やっと治療開始…
ここまで三週間。絶食。ずーっと現状維持、むしろ悪化が続いていたから、絶望的な気持ちよりは
「よくわからないけどこれから痛みがちょっと減るかも!」
という期待の方が大きかった。
癌とか余命○○ですねとか言われるのではと思っていたところもあったし。 そして炎症値検査終えて数日経ったら炎症値も16.6→10.9へとなぜか減少。
わかりやすく少し楽になる。
「今までの絶食だったりが効いてきてるのかもしれませんね」
と仰っていたが、わかってホッとしたところが大きかったのではなかろうか。
急に追い風!
治療法はステロイドの点滴を一日一回60mg。
そして一週間毎に少しずつ減らして参る。ただ色々と副作用があるため、長期間は使い続けられぬそうで、これが効かなかった場合はほかの薬になるということ。
効かない場合はその分入院が長引くのと、今後の薬の選択肢がどんどん狭まっていくという話な訳。
とりあえず経過観察してみぬことには何ともなので、ステロイド入れた治療が始まった。
入院から25日目のことであった。
入院中のイベント
外の空気を吸ったのは途中外出が1回と、病院の中庭に1度散歩に言ったこと。
花粉が多く飛散していた年だったそうだが、病院内って調節がちゃんとされているし、スギ花粉の餌食になっている拙者にとっては全く影響なかった時節でござった。
あとは江戸マラソンを上から見れたことだけでござるかねえ…

次回「さて、効いたか??」
…今日はこれにて鎖国。