お笑い芸人がクローン病になるまで 其の拾 

(入院29日目) 前回までのあらすじ、原因不明の腹痛で入院。内視鏡の結果、クローン病ではないかという診断が出され、治療が始まった。

久しぶりの行水

病院ではシャワー浴びれるところがあって、希望すれば毎日入ることができる。

食事らしい食事をしてないからか身体が痒くなったりとか体臭えなあと感じることもなく、ちょんまげの月代の部分が伸びてきただけ。

時代劇とか見て、月代をちょっと狭くしたという髪型マイナーチェンジはあったが。気づかれたことはごくわずかでござる。

少し体調が良くなってきたように感じたので、シャワー浴びることにする。     時間は30分。    

点滴のところ濡れないようにラップをぐるぐる巻きにしていざ行水。まじまじと見ると、

あ、足細ぇーーー!    

不思議なもので髪は洗ってなくてもベタついておらず、痒くもなってなくて、逆に僅かの脂でいい感じにしっとり!
しかし皮膚は剥がれ落ちるので、フケがすごかった。ずーっと髪バサバサしておった。    髪ちゃんと洗ったら残り7分くらいしかなくなったので急いで浴びる。

しっかり髪も乾かしてすごく気分が良くなったのを憶えている。
香り強めの石鹸使ったこともあり、だいぶ気分が前向きになった。

五感に変化がない生活だったので、香り1つでここまで気分が変わるというのは驚きであった。    

その日は入院した中で一番しっかり休めた日となった。
   

効いてる!!

体温上げて腸を温めたのもよかったのか!?    
この辺りから痛み止め使わずに夜過ごせるようになってきていた。    

このあたりの血液検査の結果は  

ステロイドが効いておるのだ。わずか数日で一気に下がり、そこから驚異的に下がっている。白血球の数は通常の数値に。炎症値は1/30にまで減っておる。

もしこれで数値変わらずの場合は薬変えてまた様子見てから始まるので、もっと退院が延びていたことであろう。    

感覚としては、

「痛みは減ってきているから少し下がってきてはいるかな〜」

と思っていたが、えっ!!こんなに下がってるの!!という感じ。    

この頃は腹痛もかなりなくなり、痛み止めも回数が減らせてきていて、日記書いたり、調べものしたり、退院したら履きたい草履見たり、自分の時間を使い出せるようになり、生活にハリが出てきた時期。

そんな中先生から、

「数値が下がってきているのでそろそろ食事もしていきましょうか」

つつつ、ついにーー!!    

次回「食事開始!そして加速する退院!」      

…今日はこれにて鎖国。    

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