エレンタール

会いに行きます 其の九

エレンタール

IBDの方に会って色々聞いてみよう第9弾!!

今回はちょっと番外編のような感じでお送りいたす。   題して    

『エレンタールにくわしい人に話を聴いて参ったよ』    

本日はエレンタール色でお届け。。
クローン病になった殆どの人が一度は口にしたことがあるであろう、成分栄養剤エレンタール。これに関してより深く調べて参り申した。

知ってる人も知らない人も、エレンタールとは??

改めて成分栄養剤とは、

「消化をほとんど必要としない低残渣で易吸収性の経腸的高カロリー栄養剤である。」    

普通は胃で消化されて腸で栄養が吸収されるが、その前に吸収されるから腸管に負担がかからない、ということでござるね。なるべく腸を使わずに休ませたい我々にはうってつけのもの。

起源はNASA!!

そもそものできた経緯は全然違うくて、NASAが宇宙に行った時、大きな問題の一つの排泄に関して研究しており、宇宙開発にあたって、 

①究極のトイレ
②究極のオムツ
③究極の宇宙食  

この3つの開発に取り組んだそうで、①②は難しかったらしく③を進めていく中でこの技術はIBDに応用できる!ということで出来上がったらしいぞ。      

ペットボトル型を知っているかね?

成分栄養剤を粉でぬるま湯で溶かして飲んでる方多いですけども、     ペットボトルタイプがあるのはご存知でござろうか??  

もともと粉が入っているので、水入れてシャカシャカすれば出来上がりで、飲み終わったら捨てられるという外出に便利なもの!    

拙者はスープジャーに粉入れて持ち歩いて外出先で飲んだりするので、洗う手間省きたい方は良さげ!    

…いや、なめんなよ、そんなの知ってるよ!

という方はペットボトルにつけることのできるストローがあるのはご存知か??

へえーー、拙者初耳ーー!!      

これ、調剤薬局に言ったらもらえるそうでござるよ!(取り寄せのところもあるかも…)    

ストローで飲むことで舌に当たる部分が少なくなるからそれだけでも飲み易くなるそう!    

ゼリーはどうかね??  

あとはゼリーミックスというやつを混ぜてゼリーにできるというやつ!これはご存知の方多いかも!     

「知ってはいたけど実際食べたことない…」    

と思っていたら、な、なんとゼリー作って下さっていただいたので試食!    

グレープフルーツフレーバー使用。

うますぎたげんぱく!!

全く臭みなし!ほぼ市販のゼリー!これだったら問題なく食べられる!    

好きなフレーバー入れたり、ジュース入れたりしてみても楽しい!!    

飲まなきゃいけないのわかっているけれど、どうしても味が…舌触りが…などという方いたら!    

是非お試しあれ!!侍激推し!!    

交流した他の方も使ってらっしゃる方いらっしゃった方いました。これも薬局にいけばフレーバーと同じく無料でもらえるぞ!!    
 

フレーバーたくさんあるの知っているかね??

あと色んな種類のフレーバーあったので見せてもらう。 

    フルーツトマトやコンソメとかは最初の入院の際にはもらえなかったから検査入院の時にコンソメ頼んで出してもらったなあ。    

  塩っ気強いがなかなかいけた。
      

味の変化=味変

フレーバーのミックスしての味の変化も色々あるようで一例。

ヨーグルト+パイン🍍=パインヨーグルト
ヨーグルト+オレンジ🍊=オレンジヨーグルト
フルーツトマト🍅+コンソメ=ミネストローネ風
ゼリーミックス+コーヒーフレーバー☕️+生クリーム(少量か無脂肪のやつ)=コーヒーゼリー風

ここからは上級者向け
フレーバーなしでゼリー作ってプレーンゼリー+ゆずポン酢
プレーンゼリー+わさび醤油プレーンゼリー+梅しそドレッシング    

で刺身こんにゃくのようなイメージで食べることもできるんだとか!!        

ジュースで割ったりしても別にいいみたいだし、熱湯で溶かすとビタミンが壊れる場合あるそうなのでぬるま湯で溶かす方がよいけど、普通に食事できてそれにプラスしているのならあんまり気にしなくてもいいかもしれぬ。  

オリジナルの飲み方あったら教えて下され!!  
 

食事レシピ!!

そして、食事に関しての質問多数寄せられたので調べてみたらこれくらいありましたぞ!     たぶんもっとあると思うが!!  

IBDプラス 
Q LIFE https://ibd.qlife.jp/recipe?tag=cd-article  
IBD LIFE https://www.ibd-life.jp/useful/food_proadvice.html  
ヘルシーネットワークナビ https://www.healthynetwork.co.jp/navi/byouki-column/ibd/ibd001/  
栄養士さんのクローン病レシピ集https://www.eapharma.co.jp/patient/recipe/
IBDステーション http://ibdstation.jp/recipe/    

我が家では油引かなくていいフライパン使って調理してるのでそんなに気にしてはおらず!

同じおかずはあまり食べないけど、子供の残り物をちょっとだけ食べて…という感じ。

生野菜とかちょっときびしいかもなーの時は拙者だけ味噌汁に全部入れてそれとご飯に。    

味噌汁に3〜4品食材入れてそれメインでおかずちょっと。    

時間ある時は作りますけど、普通の日なんてそれでいいんですよという土井善治先生の本読んで納得!     オススメ。

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成分栄養剤と再燃率について

受け止め方は人それぞれと思うので承知の上で。    

成分栄養剤、飲んでる人と飲んでいない人は再燃率が異なるそう。    

顕著に現れてくるのは発症して1年半くらいしてから。半年くらいまでは飲んでも飲まなくても数値の差異はほとんどなく、そこで「だいぶ落ち着いたな、やめてもいいなー」   でやめちゃうと意外とその1年後とかに再燃しちゃう場合があるとか。  

その差はなんと約2倍。

NST栄養ひろばより

900kcal群というのは一日3包ということ。    

明らかに伸びが違うけど、3包でも後にまあまあ上がってくるではないか!!     率直な感想。    

そして、これ驚きだったんでござるが、

成分栄養剤1日6包20年飲んだグループは95%手術なし!    

食事は成分栄養剤だけってことだよなあ、、驚異的!!    

なかなか実行は難しいけど。。

1日3包だと65%くらいで安定する。1日4包、5包と増やしていくと、80%超え手術なく安定できるそう。      

レミケードとかの抗TNFa剤が効く人、アレルギーでちゃう人、だんだんと効かなくなってくる人など様々だが、それにも成分栄養剤摂取に応じて維持できるという結果もあるみたい。      

栄養療法という考え方

運動してケガするよーっていう時に考え方はいくつかあると思うんでござる。   ①ケガしてから強い薬で治す
②運動前にストレッチしたり、状況を見て服装や道具を考えてケガを防ぐ    

これをクローン病に当てはめると
①が薬物療法
②が栄養療法    

再燃する前に日々の積み重ね。セルフケアと申すらしいが、栄養コントロールを。    

脂質もそうで、

脂質摂取量 
1日40g 再燃率63%
1日30g再燃率57%
1日20g再燃率10%  

という統計も!   20g少なきことよ!!

よく1日30g以下というのが通説であるけれど、やはり抑えられる日は抑えといた方がよいみたい。 拙者は1日20g目指してる!!    

ただ、毎日修行僧のごとく…はストレス溜まると思うので、1週間単位で見たらいけるかも。    

・◯曜日に飲み会あるから他の曜日は軽めにしとこう…
・夜は外食予定だから朝昼は成分栄養剤にしとこう
・今日は特に予定もないから今日は成分栄養剤だけにしとこうかな?    

のように分散させればある程度自由に食べてよいのかも。    

拙者も飲んだりした次の日は腹減ってくるまで食べない。とか最近は寒くなってきたので朝は葛湯か甘酒と成分栄養剤で済ませてたり…とか。      

東京医科歯科大のHP。かなり詳しくhttp://www.tmd.ac.jp/grad/gast/ibd_6.html    
EAファーマの栄養療法とは? https://www.eapharma.co.jp/medicalexpert/knowledge/patient/pdf/ED-P02A.pdf  
栄養療法が見直されている https://www.eapharma.co.jp/medicalexpert/product/elental/expert_tips/no1/q01.html  
クローン病の君へ、保護者用 http://www.jspghan.org/images/CD_hogosya.pdf  
   

独り言。

数値で見ると残酷だなぁと思う時がある。 ここまでしないと暴走してしまうのか。想像以上に繊細に扱っていかなきゃならんレベルなんだと。

そして何より終わりがない。    

だけどいずれ特効薬できたり、何かしら解明されると思ってるんで、それまでなるべく元気でいるために日々気をつけて過ごそうと思っておる。

自暴自棄になって反動で手痛いしっぺ返しくらうのはとても大変なので。     暗い部分は見過ぎないように、理解だけしつつ、明るい部分を見るように心がけたい。    

『病気治せるのは自分自身』『医食同源』    

一般の方も、現代人は思ってる以上に栄養過多、脂質や糖分の偏りがすごい。     断食だったり、間欠的ファスティングっていうのもよく目にするが、動きっぱなしの内臓休ませて正常に戻すという意味合いも強くあるのだと思うので、情報だけではなく、ご自身の食事と向き合ってみるのもいいことかと思い申した。         

ご興味ある方はトップページの会いに行きますについての概要覧より!

…今日はこれにて鎖国!        

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